お歳暮を贈る相手の選別

お歳暮を贈る場合、誰に対して送るかという点が第一に問題として挙げられるのではないでしょうか。

お歳暮というのは、その一年間にお世話になった人に対しての感謝の意を示す行事です。

逸れは逆を言えば、送らなかった人に対しては感謝をしていない、ありがたいと思っていなかったと取られるのでは・・・という不安が付きまといます。

これが、お歳暮を難しくしている、世の奥様方を悩ませている原因と言えるでしょう。

では、お歳暮を贈る相手は、どのようにして決めたら良いのでしょうか。

まず、重視すべき点は、継続してお世話になっており、今後もお世話になる人である、という点です。

一番身近なのは、直属の上司という事になりますね。

社会人である以上、直属の上司に対してお歳暮を贈るのは、義務に限りなく等しいくらい大事な事です。

上司に送らないというのは、さすがに失礼に値するでしょう。
 
お歳暮は、基本的に単発ではなく継続して送る事に意義があるといわれています。

よって、まず注視すべき点は、今後も送り続ける相手かどうか、という点です。

上司は、その後も間違いなくお世話になっていく相手。

そういった打算がなくとも、日頃お仕事でお世話になっている目上の方に対してお礼と感謝を送るのは当然のマナーと言えます。

あまり上司にお歳暮を贈るかどうかで悩む人はいないかと思いますが、直属の上司の方に対しては確実に贈るようにしましょう。

くれぐれも、失礼のないように気をつけましょう。
 
会社の上司以外で、お歳暮を確実に贈っておくべきなのは、仲人をしてくれた方です。

家族を持っている方ならば、当然仲人を引き受けてくれた方がいる事になります。

その人に対しては、常に敬意を表し、今現在家族が成り立っているのはその方のお陰だという感謝の意を毎年しっかり形にする事で、社会人として、あるいは人としての筋をしっかり立てられると言えるでしょう。

仲人を勤めて下さった方が直属の上司であれば、ある意味楽ですね。
お歳暮を贈る対象が一括されますから。
それが例えば恩師であった場合でも同様です。

恩師という間柄の場合、例えば小中高の担任の先生という場合は、とてもお世話になった場合、あるいは卒業後も家族ぐるみでお付き合いしている場合を除き、贈る必要はないでしょう。
というか、贈っていたらキリがありませんし、贈られる方もキリがありません。

なにしろ教師というのは、年に何十人もの生徒を見るわけですから、その教え子全ての家庭からお歳暮を贈られた日には、とんでもない事になってしまいます。
 
習い事をしている場合は、その先生に対して贈るというのは、非常に大事な事です。

もちろん、感謝の意を込めてという点も大事ですが、コミュニケーションの一環として、お歳暮を贈るという意味合いもあります。
日頃から親しくしている場合であれば尚更ですね。

習い事というのは、その分野の技術を教えてもらうだけでなく、精神面での修養であったり、人生観の確率であったり、交流であったり、人間力を養う場でもあります。

よって、その一環としてお歳暮を贈ることで、人間力を高める事にも繋がります。

お歳暮におけるマナー 届いたかどうかの確認

お歳暮を贈る場合、万が一相手に届かなかったら、ということを考えた事はあるでしょうか?

あまりない、という人が多いのではないでしょうか。

日本の配達事業は非常に優秀で、郵便局に問わず、様々な配達業者がある中で、配送自己というのは極めて少ないというのが現状です。

よって、心配するのがおかしいという認識が一般的かと思います。
 
ただ、仮に事前にお歳暮を贈る旨を伝えている場合は、さすがに話が変わってきます。

万が一相手に贈られなかったなどという事になると、相手としてはあまり良い気がしないでしょう。

また、事前に通達した日時と違う時に送られた場合などもそうです。

いくら日本の配達業者が優秀とは言っても、予定通りに配達物が届かないというケースがそれほど珍しくはありません。
そういった場合でも、確認が必要となる事があるでしょう。
 
こういった状況で、お歳暮を贈った相手から何のリアクションもない場合、不安を覚える事もありますよね。

配送予定日を過ぎても音沙汰がないとなると、確かめたくなるのが人情というものです。

しかし、相手に対して「お歳暮は届いたか」と直接尋ねるのは、お礼を強要しているようであまり気が進まないという方も多いでしょう。
 
こういう場合は、配達を依頼したデパートや郵便局に問い合わせるのが一番です。

もちろん、伝票を棄てずに保管している事が条件です。

そうすれば、デパートの場合はそのデパートが委託している配達業者に問い合わせをしてくれるでしょう。

ちゃんと届いている場合は、その旨の返事をいただけますし、何かの都合で遅れていたとしたら、それを送り先の方に教えてあげる事もできます。

お歳暮人気ランキング 食べ物部門

お歳暮を贈る際は、タオルや洗剤など、消費期限のない物を選ぶ人も多いようです。

ただ、やはり食べ物類が一番多いのではないでしょうか。

食というのは、万人が喜ぶもの。
そこで、食品に限定した貰って嬉しいお歳暮ランキングをご紹介します。
 
 
まずはgooのランキングから。

1位は意外にもハム・ソーセージです。

賞味期限が比較的長い食品という事での1位ということかもしれません。
とはいえ、ハムはお歳暮の定番メニュー。
この時期にしか食べない家庭も多いのでしょう。
 
 
2位は和牛。

一転してコテコテの生物ですが、やはりこれもこういった時期でないとなかなか食べられないというのが共通認識としてあるのでしょう。
 
 
3位はカニ。

冬場、そして高級品。
お歳暮に好まれる食品は、基本的に高いもの、というのがこの結果からわかります。
 

次に、高齢者向けの「STAGE」というサイトから、「50歳以上が選ぶ もらって嬉しいお歳暮」ランキングを見ていきます。

ここで1位に選ばれているのは、珍味、特産品。

さすがに50歳を越えると、大抵の食品は食べつくしているもの。
既にわかっているおいしいものより、まだ見ぬ珍しいものが良いという結果です。
珍しいものへの好奇心は、年を重ねても変わらないという事ですね。
 
 
2位はカニ。

一転して定番メニューです。
カニの場合、身を取り出すのに一苦労しますが、身が柔らかいので、食べやすいというのも理由の一つに挙げられるでしょう。
 
 
3位は和牛。

この辺りは、年齢に関係なく人気がある、という事でしょうね。
 
以下、お年寄りならではという食品としては、9位の米が挙げられます。

毎日食べるものなので間違いがない、というところでしょう。

お歳暮人気ランキング 贈ってあげたいお歳暮

贈ってもらいたいお歳暮ランキングでは、商品券やカタログといった自己セレクト型、お菓子やハムなどの食品が人気です。

では、逆に贈りたいお歳暮ランキングでは、どういった商品が上位にくるのでしょう。

gooの売れ筋ランキングを参考に、検討していきましょう。
 
まず、第1位は地ビールセット。

これは、地元の特産と人気の酒類である事を考慮すると、妥当な結果かと思います。
お歳暮も贈り物ですから、地域名産品が人気というのは頷けますし、値段的にも手ごろで贈り手としては贈りやすいのでしょう。
 
 
2位は鍋セット。

これは時期的な物ですね。
お歳暮を贈るのは年末年始ですから、この寒い時期には鍋が合うだろう、という事で買い求める方が多いようです。
 
 
3位は大間の本まぐろ。

まぐろも、この時期が旬という理由でしょう。
ただ、もらい手側からすると、生物はちょっと受け取りにくいというのが本音かもしれません。
この辺りに、贈り手ともらい手の意識の差が現れています。
 
 
4位にはフォンダンショコラ。

これは大きくお菓子と解釈して良いかと思います。
お菓子は、万人受けするのと、日持ちが良いということで、贈り手にももらい手にも人気があります。
もし相手方が甘いものが苦手でないのならば、有力なお歳暮用商品といえるでしょう。
 

このほか、ハム、ビールや焼酎、カニなどが上位に入っています。

これらから見える特徴は、贈り手としては時期を考慮しているケースが多いという事ですね。
寒い時期ならではの物が喜ばれるのでは、という意識が見えます。

一方、もらって嬉しいランキングには、そういった品はあまり見かけません。
もらう側からしたら、そこまで深く考えなくても良いという事なのでしょう。

お歳暮におけるマナー

お歳暮を贈るにあたって、ただ物を贈ればいい、と考えている人は意外と多いようです。

実際、贈ることに意義がある、というのには一理あります。

例えそれほど高価なものでなくても、お歳暮を贈ったという行為が誠意とみなされますし、それ自体はなんら間違いではありません。
 
しかし、何事においても礼儀、マナーは存在しているものです。

それはお歳暮であっても例外ではなく、むしろお歳暮は数多くのマナーが存在しているといっても過言ではないでしょう。

もし、それらのマナーを無視し、本当に「ただ贈っているだけ」ということになれば、逆に失礼にあたるなど、相手から不快に思われることも少なくありません。

せっかくお金を出して贈っているというのに、悪く思われるだけなんて、ナンセンスとしか言いようがありません。

自分にとっても相手にとっても不幸です。

では、お歳暮におけるマナーとは、一体どういうものなのでしょう。
いくつかご紹介していきます。

まずは、贈る相手の事を考えること。

これが第一です。

まず、贈る相手がお歳暮をどう思っているか。

中には、お歳暮を受け取ることが、かえって気を使うので苦痛だ、という人もいます。
そういう人に対してお歳暮を贈るというのは、失礼にあたると考えましょう。
 
一度目は致し方ありません。

ただ、その反応をしっかり確認しておく必要があります。

明らかに迷惑そうだったら、次からは贈るのを控えましょう。

また、周りからその人がお歳暮をどう思っているかを聞いておくのも良いでしょう。
決して独りよがりにならないようにする必要があります。

お歳暮の相場 その4 習い事の先生

お歳暮の値段設定において、一番難しいのが、習い事の先生へのお歳暮ではないでしょうか。

上司ほど生活に直接影響を及ぼすわけでもなく、かといって親戚や仲人ほど離れている事もなく、確実に顔を合わせる存在。

それが習い事の先生です。

額を安くしすぎると、顔を合わせづらいと考える方もいるのではないでしょうか。
実際、中にはかなり高額なお歳暮を贈る人もいるようです。
 
ただ、実際には習い事の先生へのお歳暮の相場はそれほど高くはありません。

贈り主の方が20〜30代であれば3,000〜4,000円、40〜50代であれば4,000〜6,000円といったところです。
親戚へのお歳暮以上に、相場は安いといえます。
 
ただ、習い事の先生へのお歳暮の場合、競争が発生してしまう恐れがあります。
というのも、習い事には沢山の生徒が通うもの。
しかも、年齢層は高めのケースが多いですよね。

そういった場合、どうしても「自分が一番よく思われたい」という心理が働き、相場より高い、それもかなり高いお歳暮を贈る人がどうしても出てきます。

そして、中にはお歳暮の値段で序列をつける先生もいるそうです。
そうした競争には、一切参加する必要はありません。
そういった行為は、はっきり言ってお金の無駄です。

先生の人柄にも寄りますが、基本的には贈る事が重要ですから、相場を越えるお歳暮を来る必要性はありません。
 
もし、その先生と親しい間柄の場合は、多少イロをつけるのはアリでしょう。
しかしそれはあくまで感謝の意を込めてのもの。

それ以上の余計な感情は、お歳暮には込めるべきではありません。

お歳暮の相場 その3 仲人

仲人の方へのお歳暮は、贈り主の年代に関係なく相場は決まっています。
一律、4,000〜5,000円です。

仲人の方に対してのお歳暮というのは、この範囲内で収めるべきという明確な基準が設けられていると考えて良いでしょう。
 
仲人の方へのお歳暮の場合、ある意味上司へのお歳暮以上に、義務的な感があります。

家庭を築く中にあって最もお世話になった人という事で、常に敬意を表す必要があるという事ですね。

ただ、同時に最も普段の付き合いが希薄な方である可能性も高いのが仲人です。
ですから、金額に関しては最も気を使うところではあります。
そういう意味もあって、年代に関係なく、相場が固定されているという事になります。
 
また、仲人をして頂く相手というのは、ほとんどが上司、恩師、親戚のいずれかのパターンかと思います。

もし上司に仲人をしてもらった場合、上司の方の相場が仲人の相場よりも高い場合は、上司の相場の方に合わせるのが一般的です。
とはいえ、双方の相場に入る範疇の値段設定で問題ありません。

どのような相手に対してもそうですが、20〜30代ならば4,000円、40歳以上ならば5,000円分のお歳暮を贈れば、絶対に失礼には当たらないので、これを目安にして選ぶと良いでしょう。

また、仲人になってもらった方に非常によくしてもらっているという場合、あえて相場以上の値段のお歳暮を贈るより、感謝をしたためた手紙を同封するなどの方が好ましいでしょう。
いやらしさも出ず、まごころが伝わるので、この方が望ましいです。

お歳暮の相場 その2 親戚

親戚へ贈るお歳暮の相場は、上司よりは低めですね。

贈り主が20代であれば、3,000〜4,000円くらいで良いかと思います。

30〜50代ならば、5,000円前後が望ましいでしょう。
 
親戚へのお歳暮の場合、他の方々に対してのお歳暮よりは気を使わなくて良いでしょう。
例えば、2,000円くらいの物でも構わないかと思います。

お歳暮を贈ったという事実が何よりも重要です。

社会的立場上の問題がない分、気楽に値段設定ができるので、この親戚へのお歳暮が一番融通は利くといえます。
 
もし、他の方へのお歳暮も含めて計算した結果、予算よりオーバーしているという状況になった場合は、まず親戚へのお歳暮の価格を削るべきでしょう。

ただし、贈らないという選択肢はできる限り控えた方が良いです。

一度贈ろうと思うくらいお世話になっている人に対しては、例え安価な品であっても、しっかり贈るべきです。

これが上司や仲人の方に対してだと、少々趣が変わってくるのですが、親戚の方の場合に関しては問題ありません。

贈る事が何よりのまごころとなります。
 
ただ、内容に関してはある程度吟味しましょう。

親戚へのお歳暮の場合は、実用的な品物が喜ばれるようです。
洗剤や油などの日用品ですね。

特に最近は、油の値段が急騰しているので、ある程度予算を抑え目にしても、かなり喜ばれるのではないでしょうか。

ただし、贈る相手が自炊しているかどうかの確認はしっかりしておきましょう。

親戚なので、それほど問題なくできるかと思います。

お歳暮におけるマナー 送り状

お歳暮を贈る際、まずあらかじめ送り状や挨拶状を送るという風習があるようです。

ただ、これは一長一短です。

まず、メリットは、相手に対してお歳暮を贈った事を報せる事で、あらかじめ受け取りやすくできるという点です。

特に、忙しくて家を開ける事の多い方の場合、いつお歳暮が届くというのがわかっていれば、受け取りやすくなるでしょう。
 
また、生物を送る場合は、あらかじめ伝えておく事で、夕食のスケジュールも立てやすくなるでしょう。

壊れ物の場合ならば、それを伝えておけば、お歳暮が届いた際に誤って割ってしまう可能性もかなり少なくなります。
 
ただ、送り状が送られてきた場合、相手はどう思うか、という点で、デメリットが発生します。

「こっちはこういうものを贈りましたよ」という主張に思われてしまうと、やや押し付けがましい印象を与えてしまうでしょう。

それだけではなく、暗にお礼を要求されている心持ちになる方も必ずいます。
そういった場合、決して良い印象をもたれる事はないと考えてください。
 
こういった風習は、高齢者ほど好みます。

相手の事を考えないというのは言いすぎですが、どうしても形式にこだわってしまい、そこさえ満たしていればそれで良いという考えが昔の日本には強く根付いていました。

それは本質から外れる行為なのですが、そういう教育をされている以上、仕方のないことと言えます。
ですから、もし年配の方からこういった送り状をもらった場合は、あまり深く考えず、御礼の電話を入れるくらいで問題ありません。

逆に自分が送る場合も、あまり深く考えないで送り状を出して良いかと思います。

若い方同士であれば、メールで済ませても問題ないでしょう。

お歳暮人気ランキング もらったら嬉しいお歳暮

お歳暮を贈る際、一体どういったものが喜ばれるか、悩む事もあるかと思います。

無論、相手方の好み、あるいは苦手なもの、といったところをしっかり考慮した上で選ぶ必要があるのですが、それを考慮した段階でも、選択できる商品は山のようにあるでしょう。

その中からどれを選べば喜ばれるかというのは、なかなかわからないものです。
 
そこで、利用したいのがインターネット上にあるランキングサイト。

お歳暮に関するアンケートを取っているサイトがいくつかあるので、その中から厳選して「貰ったら嬉しいお歳暮」のランキングを紹介します。
 
まずはgoo。

検索エンジンとして有名なこのgooの「もらったら嬉しい」お歳暮ランキングでは、ダントツで商品券が1位です。
夢がない結果ですが、これが偽りない気持ちなのでしょう。

2位も、カタログギフト。
これは、カタログを受け取り、そのカタログの中から好きな商品を選ぶという、最近流行のギフトタイプです。

この1位と2位に共通しているのは、自分で好きなものを選べるという点。

やはり、自分の好みのものは自分で選ぶ、というのが一番無難という事ですね。
 
 
次に、ライブドアのランキング。

こちらでは、カタログや商品券を押さえお菓子、ハム、洗剤が上位にきています。
お菓子はお子さんからお年寄りの方まで食べられますし、ハムはこういったときくらいしかなかなか食べられない、といった理由のようですね。
 
さらには、iMiリサーチバンク。

アンケートをウェブ上で頻繁に取っているサイトです。
ここのランキングでは、酒類が堂々の1位を獲得しています。

お酒好きの方にとっては、日持ちもするし、どうせ買うから出費が浮くしと良い事ずくめなのでしょう。